SDGs宣言1 地域経済・社会

地域商社「ブリッジにいがた」の取り組み

 ブリッジにいがたは、2019年4月の事業開始以降、当社グループの持つ幅広いネットワークを活用し、販路開拓事業として、地域企業の販路拡大に向けた取り組みを行っています。

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人材紹介会社「第四北越キャリアブリッジ」の取り組み

 第四北越キャリアブリッジは、2019年10月の事業開始以降、人材紹介に関するご相談・決定件数が増加しており、2023年3月末までのご相談受付件数は1,400件を超え、採用決定は300件以上にのぼっています。
 2022年9月には新潟県の「輝く女性・次世代ゼネラルマネージャー育成事業」を受託するなど、事業を拡大しています。

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海外ビジネス支援

 第四北越銀行は、海外企業との貿易取引や代金決済、海外現地法人の設立や海外販路の開拓、海外での資金調達や設備のリースなど、お客さまの海外ビジネス展開を支援しています。

海外現地スタッフによる支援

 第四北越銀行は、「上海駐在員事務所」を設置しているほか、複数の海外金融機関と提携しており、現地の経済動向の情報提供や各国におけるビジネス展開の支援を実施しています。

<第四北越FGのネットワーク>イメージ

スポーツ振興への取り組み

 第四北越銀行は、地域のスポーツ振興に積極的に取り組んでおり、1989年から「すこやか第四北越銀行杯新潟県小学生バレーボール大会」に、1999年からは少年野球大会「第四北越銀行旗争奪戦」に協賛しています。これらの取り組みを通して、少年少女の健全な心身の成長とスポーツを通じた親睦を図るとともに、地域スポーツ振興に貢献しています。

イメージ少年野球大会「第四北越銀行旗争奪戦」の様子

「だいしほくえつアカデミー」の開催

 第四北越銀行は、子どもたちの心身育成を支援するため、2014年3月期より「だいしほくえつアカデミー」を開校しています。「だいしほくえつアカデミー」は、地域の子どもたちに、各分野で活躍するプロや社会的テーマに接する機会を提供することで、学校やご家庭以外の場でも感性を育んでいただくとともに、金融を身近に感じてもらう取り組みです。

イメージ各授業の様子

「第四北越奨学会」による奨学金給付

 新潟県内の高等学校を卒業し、学業優秀でありながら経済的理由により大学への就学が困難な若者に対し、返済義務のない奨学援助を行い、社会有用な人材を育成することを目的とした公益財団法人第四北越奨学会の事務局を第四北越銀行内に設置しています。

「交通安全標語入り懸垂幕」の贈呈

 交通安全運動の推進と交通道徳の啓発を目的とした「交通安全標語入り懸垂幕」を県内全ての小中学校に贈呈しました。本取り組みは1970年3月期より毎年実施しています。

イメージ「交通安全標語入り懸垂幕」 贈呈式の様子

SDGs宣言2 高齢化

信託業務の取り扱い

家族信託業務の取り扱い開始

 第四北越銀行は、将来にわたる財産の管理などについてお悩みを抱えるお客さまのニーズに対応するため、2019年に信託業務の認可を取得し、資産承継関連商品の取り扱いを行っています。
 2020年9月には、家族信託業務※として「家族信託取次ぎサービス」、「家族信託口座」の取り扱いを開始しました。「家族信託取次ぎサービス」は、家族信託に関するご相談やご利用を希望されるお客さまへ、第四北越銀行が提携する専門家を紹介するサービスです。また、家族信託の際に信託財産を分別管理するための専用口座「家族信託口座」についても、第四北越銀行で開設いただけます。

※お客さまの財産(預貯金や不動産など)の管理・運用・処分する権利を家族に託す仕組みです。

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遺言信託業務の紹介に関する協定

 第四北越銀行は、2019年12月に新潟大学、長岡技術科学大学、上越教育大学との間で、2020年4月に崇徳厚生事業団、2021年3月には、日本赤十字社 新潟県支部との間で遺言信託業務の紹介に関する協定を締結しました。本協定は、協定先への遺贈を希望される方に対して、協定先が第四北越銀行を紹介し、第四北越銀行が遺言書の作成から遺言の執行までを一貫してサポートすることにより、お客さまの「遺贈ニーズ」に応えるとともに、新潟県内の教育や医療等の振興にもつながる取り組みです。

〈協定締結による提携イメージ〉 イメージ

特殊詐欺被害防止に向けた取り組み

 第四北越銀行では、振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害から大切なご資産をお守りするため、さまざまな対策を実施しています。
 高齢のお客さまへの詐欺被害防止のお声がけをはじめ、若い世代のお客さまにおいてもSNSの普及に伴い、詐欺被害に巻き込まれる事例が増加していることから、行員が各地域の学校を訪問する「金融教育活動」内で「金融トラブル」に関する講義を実施し、特殊詐欺被害防止に努めています。

イメージ「金融トラブル」に関する講義の様子

  • 第四北越銀行を騙った特殊詐欺にご注意ください
  • 第四北越銀行の行員が「お客さまのキャッシュカード・ご印鑑をお預かりすること」や「お客さまのキャッシュカードの暗証番号をお尋ねすること」はございません。なお、通帳につきましては、通帳記入や通帳繰越など、お客さまからのご依頼に基づいて行員がお預かりする場合はございますが、お客さまからご依頼がないにもかかわらず「行員から通帳のお預かりをお願いすること」はございません。
    十分にご注意くださいますようお願いいたします。
    不審な電話や訪問があった場合は必ず警察や取引店へご相談ください。

第四北越銀行賞

 第四北越銀行賞は、新潟県内の社会福祉・災害支援活動に特に貢献された個人・団体の方々を支援することを目的として、1977年に制定した表彰制度です。

イメージ「第四北越銀行賞」表彰式の様子

チューリップ寄贈活動

 第四北越銀行は、1970年より行花である「チューリップ」を新潟県内の福祉施設等に寄贈しています。毎年春には鉢植えを、秋には球根を合わせて130カ所以上の施設にお届けしています。

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サービス介助士・認知症サポーターの配置

 第四北越銀行は、ご高齢のお客さまや、お身体の不自由なお客さまが、ご来店いただいた際に円滑なお手続きができるよう、専門知識を有するスタッフを営業店に配置し、窓口でのお手続きをサポートしています。

SDGs宣言3 金融サービス

「にいがた未来応援日本株ファンド」の取り扱い

 第四北越証券は、2019年5月から、新潟県の未来を応援するための寄付型投資信託「にいがた未来応援日本株ファンド(愛称:にいがたの架け橋)」を販売しています。
 この投資信託は、資金の一部を、新潟県に本社を置く上場企業などを対象とした「にいがた関連株式」に投資することで、新潟県経済に貢献している企業を応援しています。また、お客さまからいただいた運用管理費用(信託報酬)の一部を、設定会社とともに、新潟県の未来づくりを支援するために寄付しています。

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TSUBASAアライアンスを活用したファイナンス支援の取り組み

 第四北越銀行は、当行が参加する地銀広域連携の枠組みである「TSUBASAアライアンス」を活用したファイナンス支援に積極的に取り組んでおります。
 今後も参加各行と連携しながら、お客さまの多様化する資金調達ニーズに積極的に対応し、地域経済の発展に貢献していきます。

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サステナブルファイナンス商品の提供

 第四北越銀行では、お客さまがSDGsやESGに関連する挑戦目標(SPTs)を設定し、その達成状況に応じてローン・私募債の適用金利等の条件が変動する「サステナビリティ・リンク・ファイナンス」などの各種サステナブルファイナンス商品を提供しています。お客さまのSPTsの妥当性などについて外部機関から評価(第三者評価)を得る仕組みとしており、客観的な評価を得ることで自社の取り組みをステークホルダーに効果的にPRすることが可能となります。

サステナブルファイナンス商品

事業者向けポータルサイト「CONNECT-BIZ(コネクトビズ)」の提供

 2023年4月より、第四北越銀行において、お客さまの利便性向上や業務効率化のサポートを目的として、法人・個人事業主のお客さま向けポータルサイト「CONNECT-BIZ(コネクトビズ)」の取り扱いを開始しました。
 「CONNECT-BIZ」では、社内の情報共有を強化するための機能や従業員の皆さまへ福利厚生サービスをご提供し、「社内掲示板」や「グループメッセージ」機能のほか、災害時に従業員の皆さまの「安否確認」を行う機能や同行からの「配信動画」を閲覧する機能があります。また、資金管理・インボイス管理などの提携サービスもご利用いただけます。

コネクトビズ

個人向けWebサービス「マイページ」の提供

 第四北越銀行は、2023年4月、お客さまの利便性向上を目的として、個人向けWebサービス「マイページ」の取り扱いを開始しました。
 「マイページ」では、お客さまごとの専用Webページを構築することで、お客さまは、Webページから住宅ローンの正式申し込みや同行担当者へのお問い合わせなどが可能となりました。これにより、お客さまは、時間と場所を気にせずお好きなタイミングで住宅ローンのお手続きができるようになり、お申し込み手続きにかかる時間を大幅に削減できます。

マイページ

「TSUBASA汎用ペーパーレスシステム」の導入

 2023年9月より、第四北越銀行は、「TSUBASAアライアンス」で連携している千葉銀行、中国銀行ならびに日本アイ・ビー・エム株式会社と共同開発した「TSUBASA汎用ペーパーレスシステム」を導入しました。本システム導入により、新規口座開設や届出事項変更などの手続きにおいて完全なペーパーレス化が可能となりました。

ペーパーレスシステム

SDGs宣言4 ダイバーシティ

女性の活躍推進・働き方改革の取り組み

外部機関からの評価

 第四北越銀行は、厚生労働大臣より、高い水準で子育てサポートに取り組む企業として「プラチナくるみんプラス」の認定を取得しているほか、女性が活躍する企業として「プラチナえるぼし認定」を取得しています。2023年9月末現在で「プラチナくるみんプラス」と「プラチナえるぼし認定」をダブル取得している企業は、新潟県内では第四北越銀行のみとなっています。
 また、2024年3月には、経済産業省および日本健康会議が実施する「健康経営優良法人認定制度」において、「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」に認定されています。
 人財力・組織力の向上に向けて、引き続き「女性活躍推進」や「働き方改革」の取り組みを積極的に進めていきます。

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女性活躍推進と登用

 第四北越銀行では、女性の次世代リーダーを育成する「女性活躍推進プログラム」による育成とプログラム修了者の登用を進めています。同プログラムの修了者からは、第四北越銀行の支店長層やグループ会社の社長・管理職層などへの登用者を輩出しており、修了者のうち1名が2023年6月に第四北越銀行における初の女性取締役に就任しました。
 また、仕事と育児の両立支援の取り組みを一層強化するとともに、女性の新卒採用にも積極的に取り組んでいます。

マイページ

健康管理体制の充実

 第四北越FGの健康経営体制では、主に健康保険組合と診療所スタッフ、および第四北越銀行の人事部門、健康経営推進室や産業保健スタッフ、従業員組合などが連携し、改善を進める体制を整備しています。

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SDGs宣言5 環境保全

脱炭素社会の構築に向けた補助金付きリースの取り扱い

 第四北越リースは、2023年6月、環境省が推進する「脱炭素社会の構築に向けたESGリース促進事業」の指定リース事業者に3年連続で採択されました。この事業は、企業がリースで脱炭素機器を導入する際に総リース料の一定割合を補助することで、ESGリースの取り組みを促進し、サプライチェーン全体での脱炭素化を支援するものです。第四北越FGでは、脱炭素などのサステナビリティへの取り組みをグループ一体となって推進していきます。

イメージ「脱炭素社会の構築に向けたESGリース促進事業」のイメージ

「GXリーグ」への参画

 第四北越FGは、カーボンニュートラル※1の実現に向けた経済社会システム全体の変革を目指して設立された「GXリーグ※2」へ2023年5月に参画しました。
 「GXリーグ」参画企業は、世界全体でのカーボンニュートラルに向けて、自らがカーボンニュートラルの実現に取り組むとともに、さまざまなステークホルダーと協働しながら、変革に向けた取り組みを先導する役割が求められます。
 当社グループでは、2023年3月に公表した「2050年カーボンニュートラル宣言」の実現に向けて、ZEB認証を取得した環境配慮型店舗の新設や電気自動車の導入など、自社グループのCO2排出量削減に取り組むとともに、「GXリーグ」の枠組みを活用して得られた知見やノウハウをお客さまへ還元し、お客さまとのエンゲージメントを起点に地域全体のCO2排出量削減に向けた取り組みを支援していきます。

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※1 CO2の排出量から、植林や森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質ゼロにすること
※2 経済産業省のGX(グリーントランスフォーメーション)基本構想に基づき設立され、GXに積極的に取り組む企業群が、官・学・金でGXに向けた挑戦を行うプレイヤーとともに、経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場

トキ保護活動

 第四北越銀行は、1967年より、国際保護鳥である新潟県の鳥「トキ」を行鳥に制定しています。1968年からは「トキ」の保護育成活動として「トキ愛護募金」を開始し、55年にわたり行員の募金と銀行の寄付金を合わせて新潟県に贈呈しています。

森づくり活動

 第四北越銀行は、地域の緑豊かな森を未来へつないでいくため、森林保全活動に取り組んでいます。2010年3月期より活動している新潟県東蒲原郡阿賀町の「だいしほくえつの森」に加え、2018年3月期からは、新潟県胎内市の荒井浜森林公園において植栽活動を実施しています。

イメージ「森づくり活動」の様子

「第四北越まごころの会」によるボランティア活動

 第四北越銀行は、役職員の自主参加募金組織である「第四北越まごころの会」を通じて、新潟県内の自然保護ボランティア活動への参加や、環境保護・社会福祉団体などへの寄付活動を行っています。

イメージ第四北越まごころの会」のボランティア活動の様子